思春期には歯周病になりやすい!

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乳歯から永久歯にすべて生え代わり、自立心が旺盛になる思春期の時期には、子供の歯磨きタイムを親がチェックできない家庭が圧倒的に多くなります。小さなころにしっかり歯磨き方法をマスターしていた子供でも、面倒だからと磨かなかったり、時間がないと適当な磨き方をする習慣を身につけてしまったりして、虫歯になりやすくなるのも、この時期の特徴です。思春期には家庭で親がきちんとチェックできない分、3か月~6か月に1度は歯医者で定期健診とクリーニングを行うようにしたほうが良いでしょう。

また、きちんと磨けていない子供には、電動歯ブラシや超音波歯ブラシを使わせるのもおすすめです。一般的な歯ブラシを使うよりも確実に磨き上げることができますし、磨き残しも少なくなります。また、磨き残した部分を殺菌するためのマウスウォッシュも使わせましょう。マウスウォッシュは口の中の細菌を殺菌できるだけでなく、抗菌作用もあるので、気になる口臭を予防する効果も期待できます。


思春期には食欲旺盛になり、間食も多くなります。そのため、歯周ポケットに食べかすが残って歯周病にかかりやすくなる時期でもあります。歯周病は一度かかるとなかなか治療にも時間がかかってしまいます。歯医者での定期クリーニングで歯周ポケットをきちんと掃除してもらうだけでなく、歯周病になりかけている場合には、歯医者での歯磨き指導通りに自宅でも磨けるように家族一丸となって取り組むと良いでしょう。